CASE STUDY

複数の案件とAIエージェントを、1つの画面とスマホで動かす — 自社開発ツール「cockpit」

最初に

cockpit は、複数の案件で同時に動くAIエージェントを、1つの画面とスマホからまとめて動かすために、当社が自分たちで作ったツールです。

cockpit の全体像。左に案件A・案件B・案件Cがあり、それぞれでAIエージェントが動いている。中央の cockpit の画面に、すべてのエージェントが1か所にまとまって並ぶ。右のスマホには「承認待ち」の通知が届き、許可・返信のボタンがある。

困っていたこと

  • 当社の使い方では、Cursor や VS Code が重く、複数の案件・複数のエージェントを同時に動かすと、PC がたびたび固まった
  • 案件が増えると、AIが「実行してよいですか」と許可を求めて止まっても、どの案件のどのエージェントか分からない
  • 各エージェントが今何をしているかを、ひと目で見たかった

cockpit でできること

止まったエージェントを先へ進める流れ。1 動いている、2 止まる(承認待ち・質問)、3 画面の上に集まり、スマホに通知、4 1タップで許可・返信、5 また動き出す。
  • 1つの画面にすべて — 案件ごとに、動いているエージェントを並べて表示
  • 止まったものが上に — 人の判断を待っているものだけが、自動で上に集まる
  • スマホで1タップ — 通知から、そのまま許可・返信できる。外出先でも止めない
  • 依頼ボックス — 会議中でもスマホから依頼を入れると、手の空いたエージェントに渡る

Cursor や VS Code などのエディタ製品に頼らず、ブラウザだけで動く自社の画面として作りました。画面の上のエディタで変更をその場で確かめられ、AIの作業と人の確認が1か所にまとまります。

実際の画面

パソコンでは、ファイル、コード、端末、AIの一覧を1つの画面で見られます。人の判断を待っているものは、右上の「要対応」にまとまります。

パソコンの cockpit の画面。左にファイル一覧、中央にコードと端末、右にAIエージェントの一覧。右上の「要対応」に、許可待ちの案件A(許可・拒否のボタン付き)と、入力待ちの案件Bが並んでいる。

スマホでも、要対応のものが一番上に並び、その場で許可・返信できます。

スマホの cockpit の画面。「要対応 2」の下に、許可待ちの案件A(許可・拒否・開く)と、入力待ちの案件B(返信する)が並び、その下に作業中のエージェントが続く。

画面はデモ用の案件で撮影しています。

projectAI とつながる

エージェントと projectAI のタスクのつながり。各エージェントは projectAI のタスクを確認して作業を始め、進み具合、かかった時間、プルリクエストを projectAI に記録する。誰が何を進めているかは projectAI で見える。

各エージェントは、自社のプロジェクト管理ツール projectAI のタスクと結びついて動きます。タスクを確かめてから始め、進み具合、かかった時間、プルリクエストを projectAI に記録します。

実績 — 開発端末1台の数字

すべて、当社の開発端末1台の、直近約2か月の記録です。

cockpit の実績。すべて当社の開発端末1台の数字(直近約2か月)。同時に動いたAIエージェント 最大28(うち補助のエージェント23)。1日に並行した案件 最大9。プロジェクト 15。作業のまとまり 144。AIの応答 約10万回。ツールの実行 約5.7万回。エージェントの稼働 約386時間。

AIエージェントの作業記録から集計し、10分以上間をあけずに動き続けた区間を「稼働」として数えています。補助として呼び出されたエージェントも含みます。

cockpit に関心のある方へ

cockpit の仕組みや、複数のAIエージェントで開発を進める体制づくりに関心のある企業の方は、お気軽にご連絡ください。

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