POC / MVP DEVELOPMENT
MVP開発・PoC開発
新規事業のMVP開発とPoC開発(概念実証)を共同で進める開発会社です。事業の仮説を1つに絞り、その検証に必要な範囲だけを、届く品質で作ります。スタートアップの新サービスから、既存事業の新しい取り組みまで。何をつくるかを決めるところからご一緒し、検証の結果で次を判断できる状態にします。
CONSULTATIONS
新規事業の立ち上げでよくいただくご相談
企画が通った直後の段階からも、すでに見積もりを取り始めた段階からも、ご相談をいただきます。多いのは「最初の一歩の範囲が決まらない」という内容です。つまずきは技術ではなく、何を確かめるかを決める前に作り始めてしまうところから生まれます。
範囲と見積もり
何をどこまで作ればいいのかが、社内で決まらない
WTの進め方
企画は通ったのに、最初の一歩の範囲が決まらない。関係者それぞれが必要だと考える機能を挙げていくうちに、当初の想定より大きくなっていきます。範囲を絞る作業は、参加者が増えるほど難しくなります。
検証したい仮説を1つに決め、そこから逆算して機能を選びます。「あった方がいい」は落とします。決める人を1人に定めておくと進みます。
見積もりを3社から取ったら、金額が数倍開いた
WTの進め方
同じ依頼をしたつもりでも、「MVP」という言葉が指す範囲は書き手ごとに違います。画面数、利用者の種類、外部システム連携、データ移行、対応端末、公開後の運用体制。どこまでを含めるかで金額は大きく動きます。
金額を比べる前に、各社が置いた前提を揃えます。私たちはお見積もりの前に、この6点を一緒に整理します。
検証と判断
小さく作った結果、誰にも刺さらなかった
WTの進め方
「最小限」を、完成品を安く小さく作ることだと受け取ると、機能を削っただけの中途半端な製品になります。仮説の中心にあたる部分の使い心地を手抜きすると、仮説そのものが検証できなくなります。
検証に必要な範囲だけを、届く品質で作ります。作らない部分は思い切って落とし、残す部分には手を抜きません。
試験導入は成功したが、そこで止まった
WTの進め方
技術的に実現できることと、現場が使い続けてくれることは別の問いです。検証する問いが技術側に寄っていると、事業側の判断材料が残りません。PoCで止まる案件の多くは、最初に立てた問いの向きが原因です。
技術に不確実さがあるならPoC、事業性に不確実さがあるならMVPと、いま一番大きい不確実さで選びます。3つを順番に全部やる必要はありません。
公開したが、成果を判断できない
WTの進め方
何をもって成功とするかを先に決めていないと、公開後に出た数字に合わせた解釈になります。計測の仕組みを範囲から外してしまい、「使われている感じはするが数字が無い」となる例をよく見ます。
成功基準を数字と期限と母数で先に決め、それを測る仕組みを最初から範囲に含めます。判断の会議では、基準を後から動かしません。
REASONS
PoC・MVPの共同開発パートナーとして選ばれる3つの理由
機能を減らす提案ができる
MVP開発の外注先を選ぶとき、確認しておきたいのは「機能を減らす提案ができるか」です。言われたものをそのまま作るのではなく、「それは今回の検証に要りますか」と聞き返すのが私たちの役割だと考えています。発注者と受注者という関係をやめ、何を検証するかを決めるところからご一緒します。範囲を絞る判断は、事業の勝ち筋をご存じの貴社と、実装の見立てを持つ私たちが揃って初めて成立します。
01
自分たちで作り、自分たちで使っている
私たちは自社の業務ツール「projectAI」を約4.5か月で構築し、73画面・31のAI機能を社内で日常的に使っています。複数のAIエージェントをまとめて動かす「cockpit」も自社で開発しました。受託だけでは得られない、公開したあとに何が起きるかの感覚を持っています。
02
リリース後の改善まで、同じチームで
検証を通過したあと、どこを作り替え、どこを残すか。要件定義から設計・開発・リリース後の運用まで一貫して担当できるので、検証段階の資産を活かして段階的に育てられます。担当が変わらないため、なぜその作りにしたかの経緯が失われません。作り直しのリスクを抑えられます。
03
SCOPE
対応する開発と、お見積もりに含む範囲
MVP開発を外注する際に確認しておきたいのは、どこまでが担当範囲かという点です。私たちは要件定義から公開後の運用まで一貫して担当します。
Webアプリケーション
ブラウザで動くサービス。新規事業のMVP開発で最も多い形です。利用者向けの画面と、運営側の管理画面をあわせて設計します。
スマートフォンアプリ
iOS・Androidのアプリ開発に対応します。検証の段階ではWebで先に確かめ、必要になってからアプリ化するご提案をすることもあります。
SaaS・業務システム
社外に提供するSaaSも、社内で使う業務システムも開発します。既存の基幹システムとの連携が必要な場合も対応します。
AI機能の組み込み
自然言語での検索、文書の自動生成、データ分析など。私たちは自社プロダクトでAIを本番運用しており、その知見をそのまま持ち込めます。
お見積もりに含むもの
- 要件整理と仮説の言語化
- UI/UXデザイン
- 設計・開発・テスト
- クラウド構成の設計と構築
- 公開後の運用と引き継ぎ
仕様変更が発生した場合の扱いと、保守の範囲も、お見積もりの時点で書面にしてお渡しします。あとから前提が食い違うことのないようにするためです。
検証したい仮説を1つに決める
「誰の、どんな課題を、どう解決するか」を1文で書けるところまで絞ります。あわせて、何が起きたら成功とみなすかを、後から解釈が割れない形で決めます。数字と期限、そして母数まで先に置きます。この基準がないと、公開後に「まあまあ使われている」で議論が終わってしまいます。
つくる前に、確かめることを決めます
検証に要る範囲だけを選ぶ
出てきた機能を一覧にして、1つずつ「これが無いと仮説を検証できないか」を問います。「あった方がいい」は落とします。この作業は貴社と私たちが一緒に行います。作る側だけでは事業の意図が抜け、発注する側だけでは実装量の見立てが抜けるためです。成功基準を測る仕組みも、この範囲に含めます。
削るのは範囲であって、品質ではありません
後で捨てられる形でつくる
速さと同じくらい、方向転換できる形で作ることを重視します。認証やデータ保存のように転換後も使い回せる部分は既存の仕組みを使い、仮説の中心にあたる部分は作り替える前提で切り離します。週に一度は動くものをご覧いただき、その場で決めていただく体制にします。
「せっかく作ったから」を判断に混ぜないために
実際のユーザーに使ってもらう
社内テストで終わらせません。社内の人は文脈をご存じなので、分かりにくい画面でも使えてしまいます。人数は10〜20人でも傾向は見えます。大切なのは人数より、本当に想定している利用者かどうかです。数字と、手が止まった場面の両方を見ます。
数字は何が起きたかを、場面はなぜ起きたかを教えます
続ける・変える・やめるを決める
最初に決めた基準に照らして判断します。基準を後から動かさないことが肝心です。続ける場合も、次に何を検証するかを決めてから進みます。ここを決めずに作り込みに移ると、以降は仮説のない開発になります。本開発へ進む場合は、どこを作り替えるかの設計までご一緒します。
やめる判断ができることが、この進め方の価値です
FOR & PRICING
MVP開発の費用と期間の考え方
PoC・MVP開発の費用は、公開されている情報でも数十万円から1,000万円を超えるものまで幅があります。これは見積もりがいい加減だからではなく、「MVP」という言葉が指す範囲が案件ごとに違うためです。金額の前に、何がその金額を決めているのかをお伝えします。
SCOPE
見積もりを動かすもの
同じ「MVP」でも、範囲の置き方で金額は数倍変わります
- 画面数
- 利用する人の種類(利用者だけか、管理者や承認者もいるか)
- 外部システムとの連携(決済・認証・既存の基幹システムなど)
- 既存データの移行の有無
- 対応する端末(Webだけか、スマートフォンアプリも必要か)
- 公開後に誰が運用するか
ご相談の際は、この6点を一緒に整理してからお見積もりします。各社の見積もりを比べるときも、金額より先にこの前提を揃えると判断できます。
DURATION
期間の目安
範囲を絞れていれば、数週間から3か月程度
- 仮説を1つに決める:1〜2週間
- 範囲を選ぶ:1〜2週間
- つくる:数週間〜3か月
- 使ってもらう:2〜4週間
- 判断する:1週間
期間を延ばす主な要因は実装量ではなく、仕様が決まらない待ち時間です。あるべき姿を検討する時間は成果物に返ってきますが、決裁の順番待ちは何も生みません。週に一度決められる体制を、最初にご一緒につくります。
FAQ
よくあるご質問
ご相談の前によくいただく質問をまとめました。ここにない点も、遠慮なくお尋ねください。
PoCとMVPは、どちらを先にやるべきですか?
いま一番大きい不確実さがどちらにあるかで決まります。手書き伝票をAIで読み取れるか、既存の基幹システムからデータを取り出せるかといった技術的な不確実さが大きいならPoC(概念実証)が先です。技術は問題なく、そもそも事業として成立するかが分からないならMVPが先です。3つを順番に全部やる必要はありません。
MVPとプロトタイプは何が違いますか?
プロトタイプは見え方や操作の流れを社内の関係者で確認するための試作で、動かないこともあります。MVPは実際のユーザーに使ってもらう製品で、価値が届く品質まで作ります。ごく短く言えば、PoCは「作れるか」、プロトタイプは「使えるか」、MVPは「使われるか」を確かめるものです。
どのくらいの期間がかかりますか?
範囲を絞れていれば数週間から3か月程度が一つの目安です。内訳は、仮説を1つに決めるのに1〜2週間、範囲を選ぶのに1〜2週間、つくるのに数週間〜3か月、使ってもらうのに2〜4週間、判断に1週間ほどです。期間を延ばす主な要因は実装量ではなく、仕様が決まらない待ち時間です。週に一度は動くものをご覧いただき、その場で決められる体制を最初にご一緒につくります。
費用はどのくらいかかりますか?
範囲の置き方で大きく変わるため、金額を先にお伝えすることはしていません。画面数、利用する人の種類、外部システムとの連携、既存データの移行の有無、対応する端末、公開後に誰が運用するか。この6点を一緒に整理してからお見積もりします。ご相談の段階で費用はいただきません。
見積もりが会社によって大きく違うのはなぜですか?
「MVP」という言葉が指す範囲が、会社ごとに違うためです。公開されている情報を並べても、同じ「ノーコードでのMVP開発」が10万円と書かれている記事と500万円と書かれている記事があります。どちらかが間違っているのではなく、含めている範囲が違います。比べるときは、金額より先に上記6点の前提を揃えると判断できます。
社内にエンジニアがいなくても進められますか?
進められます。技術的な判断はこちらで引き受けます。ただし何を検証するかという判断は事業側に残ります。ここまでお任せいただくと、確かめたかったことがずれたまま進む可能性があります。仮説を決める場にはご参加いただく前提でご一緒します。
すでに要件定義書がある場合も相談できますか?
ご相談いただけます。その場合はまず、書かれている機能を一覧にして「これが無いと仮説を検証できないか」を一つずつ確認するところから始めます。要件定義書は関係者の要望を集めた結果になっていることが多く、検証に必要な範囲より大きくなっているのが通例です。
MVPで作ったものは、そのまま本番で使えますか?
使える場合と、作り替えが必要な場合があります。MVPは検証が目的なので、利用者数の増加や止まってはいけない度合いへの備えは最小限にしていることが多いためです。私たちは方向転換できる形で作り、認証やデータ保存のように転換後も使い回せる部分は既存の仕組みを使います。検証を通過した後、どこを残しどこを作り替えるかの設計までご一緒します。
既存システムとの連携が必要な場合も対応できますか?
対応できます。ただし連携先が1つ増えるごとに、仕様確認と例外処理が増えます。検証したい仮説にその連携が本当に必要かは、範囲を決める段階で一緒に確認させてください。検証の段階では手作業で代替し、本番に向けて連携を作るという進め方をとることもあります。
開発だけを部分的に依頼できますか?
できます。ただし私たちの価値が最も出るのは、何を検証するかを一緒に決める段階です。仕様が固まった状態での実装のみのご依頼も承りますが、その場合は「言われたものを作る」形になり、範囲を絞る役割は果たせません。どちらの進め方をご希望かをお聞かせください。
どのような種類の開発に対応していますか?
Webアプリケーション、スマートフォンアプリ、社外向けのSaaS、社内の業務システムに対応します。AI機能の組み込みも、自社プロダクトでの本番運用の知見をもとに設計します。検証の段階ではWebで先に確かめ、必要になってからアプリ化するご提案をすることもあります。
リリース後の保守や改善も依頼できますか?
承ります。要件定義から設計・開発・公開後の運用まで一貫して担当できる体制です。検証を通過した後の作り替えも、そのまま同じチームで進められます。保守の範囲と仕様変更が発生した場合の扱いは、お見積もりの時点で書面にしてお渡しします。
検証の結果、やめる判断になっても構いませんか?
構いません。むしろ早くその判断ができることを目的にしています。そのために最初の投資を小さくしています。続ける場合も、次に何を検証するかを決めてから進みます。ここを決めずに作り込みに移ると、以降は仮説のない開発になってしまいます。


