CASE STUDY
建設現場の受発注から基幹業務まで、現場を知るチームと続ける建設DX「Di-ORDER」
概要
建設現場では、職人・元請・メーカー・商社・運送業者など多くの関係者が材料をやり取りします。発注は LINE・電話・FAX とばらばらで、品番の間違いや搬入の行き違いが日常的に起きていました。
当社は内装仕上げ工事を手がける株式会社アツタ建綜と、2023年から建設現場の受発注システム「Di-ORDER」を共同開発しています。リリース後も開発を続け、職人向けアプリ、ECストア、そして全業務をつなぐ基幹システムへと、支援の範囲を広げてきました。
サービスサイト:Di-ORDER
課題
- 発注の方法が人によって違い、品番や数量の誤りが起きやすかった
- 搬入の予定や変更を、メーカーや揚重業者に電話やFAXで伝えていた
- 受発注・職人手配・請求などの業務ごとにツールが分かれ、同じ情報を何度も入力していた
実施内容
- 材料の受発注、搬入予定、現場ごとの連絡をまとめた「Di-ORDER」の開発
- 現場の予定や完了報告をスマホで扱える職人向けアプリ
- 建築資材のECストアと、会計・決済サービスとの連携
- 会社・職人・現場・資材の情報を一か所で管理し、各システムをつなぐ基幹システム
成果
- 発注を統一の形式にまとめ、現場からスマホで発注できる仕組みを実現
- Di-ORDER は社内で使うだけでなく、他の建設会社にも提供されるサービスに成長(サービスサイトによると導入企業22社)
- 同じくサービスサイトによると、発注工数65%削減、発注ミス92%削減
建設現場を知るメンバーが開発を担当
当社には建設現場で10年の経験を持つメンバーがおり、このプロジェクトの開発全体を担当しています。職人がどんな場面で発注し、どこで行き違いが起きるのかを知っているからこそ、現場で本当に使われる画面と業務の流れを設計できました。
AIの活用
| 機能 | できること |
|---|---|
| AIアシスタント | 「先週の発注を見せて」のように話しかけるだけで、データの検索や発注の下書きを作成 |
| 搬入予定表の読み取り | PDFの搬入予定表を読み取り、内容を画面に取り込む |
| 通帳の読み取り | スキャンした通帳のPDFから入出金を読み取り、担当者の確認を経て取り込む |
| 現場写真の仕分け | 現場チャットに届いた写真や書類を、施工写真・日報・検査などに自動で分類 |
どの機能も、AIが使えないときは通常の処理に切り替わるようにしており、業務が止まることはありません。
本当の意味でのパートナーとして
着手から3年以上、ほぼ毎月開発を続けてきました。受発注の仕組みから始まり、職人の管理、請求、入出金、損益の管理まで、お客様の事業の成長に合わせて一緒に考え、つくり続けています。
発注者と受注者という関係ではなく、同じ事業をつくる仲間として伴走することが、当社の考える共創です。
今後もこの経験を活かし、建設業界のDXを進めてまいります。
弊社の担当領域
- 企画・要件定義
- 設計・開発・テスト
- リリース後の機能開発と運用
- 基幹システムの構想と構築
お客様情報
会社名
株式会社アツタ建綜
事業概要
- 内装仕上げ工事
- 建設現場の受発注管理システム「Di-ORDER」の提供
- 建築資材のECストアの運営
プロダクト情報
名前
サービス概要
建設現場の材料の受発注を、統一した形式で管理するシステムです。現場からスマホで発注でき、注文や搬入の状況をひと目で把握できます。
よくあるご質問
建設業の業務を理解したうえで開発してもらえますか? はい。本事例では、建設現場で10年の経験を持つメンバーが開発全体を担当しました。現場の言葉や業務の流れをそのまま設計に反映できます。
自社向けにつくったシステムを、他社に提供するサービスにできますか? できます。本事例の Di-ORDER も、社内で使うためにつくったシステムを、他の建設会社に提供するサービスへと育ててきました。
既存のシステムが複数あっても、まとめられますか? はい。本事例では、受発注・職人アプリ・ECストア・会計をつなぐ基幹システムをつくり、同じ情報を何度も入力しなくて済むようにしました。
関連情報
- 同じお客様との基幹システムの事例 → 建設会社の全業務を一つにつなぐ「アツタ基幹システム」
- 業務システムや基幹システムの開発 → システム開発
- AIを組み込んだ業務改善 → AI導入支援
- 業界の業務DX → DX推進支援
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