CASE STUDY

生体認証端末と連携し、多拠点の入退室を一つの管理画面で扱うSaaS型入退室管理システム

概要

多くの拠点やドアを抱える組織向けに、生体認証端末と連携して入退室を一元管理するSaaSを開発しました。顔・カード・暗証番号・手のひら静脈の認証に対応し、管理者は一つの画面から、従業員の登録、ドアごとの権限設定、履歴の確認、端末の管理までを行えます。

ソフトウェアだけでなく、認証端末との通信や読み取り装置との接続といったハードウェア側まで当社で実装しています。リリース後も、お客様とともに機能の追加と改善を続けています。

課題

  • 端末や拠点ごとに分かれた入退室管理を、一つの画面にまとめたかった
  • 多数の端末の状態確認や設定変更、ファームウェア更新を、現地に行かずに行いたかった
  • 不審な認証や端末の停止に、その場で気づける仕組みが必要だった

実施内容

  • 管理画面と、認証端末とやり取りするサーバーの開発
  • 顔・カード・暗証番号・手のひら静脈の認証情報を、サーバーと端末の間で双方向に同期
  • 手のひら静脈の読み取り装置をブラウザから使えるようにする、PC用の中継プログラムの開発
  • 端末の自動検出、稼働監視、遠隔での再起動・解錠、ファームウェアの無線更新

成果

  • 拠点や端末ごとに分かれていた入退室管理を、一つの管理画面に統合
  • 端末の設定からファームウェア更新までを、現地に行かずに実施可能に
  • 要注意人物の検知や端末の停止をメールで通知し、その場で対応できる運用を実現

ハードウェアまで一貫して対応

領域当社が実装したこと
認証端末との通信端末メーカーの通信方式をサーバー側で実装し、利用者や生体情報を双方向に同期
手のひら静脈の登録PCに接続した読み取り装置とブラウザを中継プログラムでつなぎ、登録した情報を端末へ配信
端末の運用新しい端末の自動検出、稼働状況の監視、遠隔での再起動・解錠
ファームウェア端末ごとの更新対象の管理と、予約配信による無線更新
監視と通知要注意人物・不審な認証・端末の停止を検知してメールで通知

画面の中だけで完結しない開発だからこそ、端末や装置の仕様を読み解き、実機で動かしながら仕上げることを大切にしています。

リリース後も続く改善

リリース後も段階的に機能を広げています。多階層の組織に合わせた権限管理、手のひら静脈とカードの連携、ファームウェアの無線更新は、いずれも運用が始まってからお客様と一緒に追加した機能です。

つくって終わりではなく、現場の運用に合わせて育て続けることが、当社の共創パートナーとしての役割です。

弊社の担当領域

  • 要件定義
  • 設計・開発・テスト
  • 端末・読み取り装置との連携
  • リリース後の機能開発と運用

お客様情報

会社名

認証・セキュリティ製品メーカー(社名は非公開)

事業概要

  • 企業向けの認証・セキュリティ製品と、入退室管理ソリューションの提供

プロダクト情報

名前

入退室管理システム(SaaS)

サービス概要

生体認証端末と連携し、複数の組織・拠点の入退室を一元管理するSaaSです。従業員の登録、ドアごとの権限、入退室履歴、端末の状態とファームウェアを、一つの管理画面で扱えます。日本語と英語に対応しています。

よくあるご質問

既存の認証端末や機器と連携するシステムも開発できますか? できます。本事例では、端末メーカーの通信方式をサーバー側で実装し、利用者や生体情報の同期から遠隔操作、ファームウェア更新までを管理画面にまとめました。

PCにつなぐ読み取り装置を、Webの管理画面から使えますか? 使えます。本事例では、手のひら静脈の読み取り装置とブラウザを、PCで動く中継プログラムでつないでいます。

リリース後の機能追加も依頼できますか? はい。本事例でも、リリース後に組織の階層化や手のひら静脈への対応、ファームウェアの無線更新を追加してきました。

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