CASE STUDY
営業代行マッチング「side bizz」を全面リプレイスし、検索の遅延解消と1年以上の無停止運用を実現した開発事例
概要
ウェブエックス株式会社が運営する「side bizz」は、営業人材を探す企業と、営業経験を活かしたい営業職・フリーランスをつなぐマッチングサービスです。利用者と機能が増えるにつれて動作が大きく遅くなり、スカウトを送るための検索に5秒以上、ときにはタイムアウトが起きていました。スカウト機能はあっても、待ち時間の長さから送信を諦める利用者がいました。設計資料がないまま改修が重なり、新しい機能も追加しにくい状態でした。
当社は、ソースコードの読み込みと関係者へのヒアリングで現状を把握したうえで、画面・機能・サーバー環境までを作り直す全面リプレイスを担当しました。稼働中のサービスは、約1時間の停止だけで新しいシステムへ切り替えています。
課題
- 検索やデータの表示に5秒以上かかり、タイムアウトも発生していた
- 設計資料がなく、運用や新機能の追加が難しくなっていた
- サーバー構成が停止やデータ消失に弱く、セキュリティ面の懸念もあった
実施内容
- ソースコードとヒアリングから既存機能を洗い出し、あるべき姿を定義し直す
- 画面設計とデザインを刷新し、検索とデータ処理を高速化
- 停止しにくく保守の手間が少ないクラウド環境へ移行し、ログインの仕組みも刷新
- データ変換の事前シミュレーションを重ね、約1時間の停止で本番へ移行
成果
- 検索の遅延とタイムアウトを解消し、使われていなかったスカウト機能をストレスなく使える状態に。レコメンド機能も新たに提供
- リリース後1年以上、一度もサービスが停止していない
- 1週間に複数回リリースできる開発体制になり、新機能を継続的に追加
事業の段階に合わせて、作り直しを成長への投資にする
立ち上げ期のサービスは、費用を抑えてまず市場に出すことを優先します。それ自体は合理的な判断ですが、利用者が増えても同じ構成のままでは、遅さや停止が事業の成長を止めてしまいます。プロジェクトの開始時には、お客様から「数年後にまた作り直しが必要になるのではないか」という不安も寄せられました。
当社は、これまでの構成を事業初期の妥当な選択として説明したうえで、機能や利用者が増えても10〜15年使い続けられる設計を提案しました。作り直しは、次の成長を止めないための投資として設計します。 開発チームとお客様が同じチャットでやり取りし、進捗が常に見える進め方にも「物事が進んでいるのが見えて安心感がある」との評価をいただいています。
弊社の担当領域
- 既存システムの調査・要件定義
- UI/UXデザイン
- 設計・開発・テスト
- インフラ構築・データ移行
- リリース後の保守・機能追加
お客様情報
会社名
ウェブエックス株式会社
事業概要
- 企業と営業職・フリーランスをつなぐ営業代行マッチングサービス「side bizz」の運営
よくあるご質問
設計資料が残っていないシステムでも依頼できますか? はい。本事例も資料がない状態から、ソースコードの読み込みと関係者へのヒアリングで既存機能を整理して進めました。
リプレイスの間、サービスを長く止める必要はありますか? 移行の停止時間は、事前のシミュレーションで短くできます。本事例では約1時間で切り替え、利用者には事前の告知とメールで案内し、旧URLからの自動転送も用意しました。
全面的に作り直すべきか、部分的な改修で済むか相談できますか? はい。現在の構成と今後の事業計画を確認したうえで、どこまで作り直すべきかをご提案します。
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