CASE STUDY
新しい収益モデルのQ&Aサービスを約3か月でMVP開発し、市場で検証した事例
概要
株式会社ピクシスは、インフルエンサーがファンの質問に答えて収益を得るだけでなく、そのQ&Aを他のファンが有料で閲覧するたびに、インフルエンサーと質問したファンの両方に収益が入るQ&Aサービスを構想していました。特許出願済みの前例のない仕組みで、事前のヒアリングでは好意的な反応があったものの、実際に使われるかは出してみないと分からない状態でした。
当社はピクシスの開発メンバーと一つのチームを組み、事業の設計から参加して、必要最小限の機能に絞ったWebサービス「Question Market」を約3か月で開発しました。リリース後は、実際の利用者による検証を始めました。
課題
- 前例のない収益モデルで、市場の反応を事前に見通せなかった
- 完成品を作り込んでから出すと、受け入れられなかったときの損失が大きい
- 2社のエンジニアが初めて一つのチームとして開発する体制だった
実施内容
- 事業の設計段階から参加し、仮説の検証に必要な機能だけに絞り込み
- 質問、回答、有料閲覧、インフルエンサーと質問者への収益分配を実装
- 担当を分けずに互いの成果物をレビューし合う、混成チームでの運営
- 検証段階にふさわしい、運用費を抑えた本番環境の構築
成果
- 構想から約3か月でリリースし、実際の利用者による市場検証を開始
- お金が絡むと質問者は慎重になり、インフルエンサーは気軽に答えにくくなるという、事前のヒアリングでは見えなかった反応を把握
- 検証結果をもとに、大きな投資をする前にサービスを終え、次の段階へ進む判断ができた
早く出して、早く判断できることが価値になる
新しい事業では、関係者の「面白そう」という反応が、そのまま利用につながるとは限りません。本事例でも、好意的だった事前の反応と、実際にお金を払う場面での反応には差がありました。この差は、動くサービスを利用者に使ってもらって初めて分かったことです。振り返ると、機能をさらに絞ればより早く、より低い費用で検証できた可能性もあり、この見極め方も次の開発に生かしています。
MVPの価値は、成功を早く見つけることだけでなく、続けるかどうかを少ないコストで判断できることにあります。 ピクシスとの関係は今も続いており、この学びを生かした次のプロジェクトを共に進めています。
弊社の担当領域
- 事業とサービスの設計
- 要件定義・設計・開発・テスト(お客様の開発メンバーとの混成チーム)
- 本番環境の構築
お客様情報
会社名
株式会社ピクシス
よくあるご質問
社内にエンジニアがいても、一緒に開発してもらえますか? はい。本事例では、お客様と当社のエンジニアが一つのチームになり、互いの成果物をレビューし合いながら開発しました。
MVPでは、どこまで機能を絞ればよいですか? 事業の仮説を確かめるのに欠かせない機能だけに絞ります。本事例では、出てきたアイデアを要望リストに残しながら、検証に必要かどうかで取捨選択しました。
検証の結果が思わしくなかった場合はどうなりますか? 理由まで一緒に振り返り、方向を変えるか、やめるかを利用者の反応をもとに判断します。本事例では、その学びを次のプロジェクトに生かしています。
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