CASE STUDY
社外の人材紹介会社と求人をつなぐ、業界特化型エージェント連携プラットフォームの開発事例
概要
株式会社ミライユ様は、ドライバーや警備スタッフに特化した人材紹介サービスを複数運営しています。顧客企業の採用ニーズに自社の求職者だけでは応えきれず、社外の人材紹介会社(エージェント)と電話やメールで連携していましたが、連携先を増やすほど進捗や報酬の管理が追いつかなくなっていました。
当社は、ミライユ様が預かる求人を社外エージェントに公開し、エージェントが自社の求職者を紹介できるプラットフォーム「Agents」を開発しました。運営者・エージェント・求人企業の3者が、それぞれ専用の画面から同じ案件を追えます。
課題
- 紹介の各段階(書類選考、面接、内定、入社)の進捗を、社外エージェントと共有できなかった
- 成功報酬の請求や早期退職時の返金など、報酬まわりのやり取りが追いきれなかった
- 連携するエージェントを増やすほど、手作業の仲介では管理が破綻する状態だった
実施内容
- 運営者・エージェント・求人企業の3者それぞれに専用の画面を持つプラットフォームを新規開発
- 応募から入社までの選考段階と、辞退・不合格の理由までを記録できる紹介管理
- 紹介案件ごとに自動で用意される、エージェントと求人企業のチャット
- 求人企業から運営者、エージェントへと流れる報酬の請求・返金管理
成果
- ユーザーテストで、紹介から報酬管理までが予定どおり機能することを確認し、本格リリースの準備に移行
- エージェントが求人企業へ直接紹介できるようになり、社内の役割が「電話で仲介する側」から「プラットフォームを運営し、利用者を支える側」へ移る体制が整った
- 手作業では難しかった、多数のエージェントとの同時並行の連携ができる基盤が整った
アナログで回っている業務を、最初から全員が使える形に
ミライユ様は、社外エージェントとの連携が業務として成り立つことを、すでに手作業で確かめていました。そこで当社は、小さく試す段階を挟まず、最初から3者すべてが使える形で開発する方針を提案しました。
難しかったのは、人材紹介ならではの細かな業務ルールです。選考段階が変わるときの画面の状態、情報の並び順、編集できるタイミングまで、すべての画面とその状態をデザインツール上に書き出し、ミライユ様と一つずつ確認してから開発に進みました。要件を決める段階では打ち合わせを週2回行い、業務の細部まで詰めています。文章や口頭では気づきにくい認識のずれを、画面で確かめながら潰していくことで、複雑な業務をそのままシステムに移せます。
弊社の担当領域
- 要件定義
- 画面設計
- 設計・開発・テスト
- インフラ構築
お客様情報
会社名
株式会社ミライユ
事業概要
- ドライバー、警備スタッフなど、人手不足が深刻な業界に特化した人材紹介サービスの運営
よくあるご質問
業務ルールが複雑でも、正しくシステムにできますか? はい。本事例では、全画面と画面ごとの状態を書き出してお客様と確認し、業務の実態とずれた部分を開発前に直しました。
開発側の判断で、勝手に仕様が変わることはありませんか? お客様の承認なしに仕様を変えないことを原則とし、要望から開発、リリースまでの判断の経緯を追える形で記録しています。レビューもお客様と一緒に読み合わせる形で進めます。
納品後の保守を別の会社に任せることはできますか? できます。本事例では、エラー監視や自動リリースの仕組み、インフラ構成の記録を整えたうえで納品し、保守は別の会社に引き継いでいます。
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