2025年度、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の維持審査において適合が確認され、認証を継続
2025-05-16

当社は、2020年に取得した情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証について、2025年の維持審査において適合性が確認され、認証登録の継続が承認されました。
ISMS認証は有効期限が設定されており、認証の継続には定期的な維持審査を受審し、情報セキュリティ管理体制の適切な運用と継続的な改善活動が基準に適合していることを確認される必要があります。今回の維持審査では、当社の情報セキュリティマネジメント体制が要求事項に適合していることが確認され、認証登録の継続が認められました。
ISMSは、情報の機密性、完全性、可用性を保護するための管理システムであり、企業の情報資産を守るための重要なフレームワークです。当社では、お客様の大切な情報を安全に管理し、セキュリティリスクを継続的に軽減する体制を整備しています。
2025年度の重点取り組み:AIのセキュアな利用
生成AIをはじめとするAI技術の急速な普及に伴い、業務効率化の可能性が広がる一方で、情報漏洩リスクや不適切な利用による問題も顕在化しています。当社では、2025年度の重点課題として、AIを安全かつ効果的に活用するための包括的な取り組みを推進しています。
AIセキュリティガバナンスの確立
AIサービスを業務で利用する際の情報セキュリティリスクを最小化するため、以下の施策を実施しています。
AI利用ガイドラインとセキュリティポリシーの策定生成AIサービスの利用における情報の取り扱い基準を明確化し、機密情報や個人情報の入力禁止、利用可能なサービスの範囲、データの保存・学習に関する制限など、具体的なルールを策定しています。全従業員がこのガイドラインに基づいて安全にAIを活用できる体制を構築しています。
AIサービスのセキュリティ評価と承認プロセス新たなAIサービスやツールを導入する際には、事前に包括的なセキュリティ評価を実施しています。データの保存場所、学習への利用の有無、暗号化の方式、アクセス制御の仕組み、ベンダーのセキュリティ体制などを多角的に評価し、承認されたサービスのみを業務で使用する体制を整備しています。
技術的セキュリティ対策の実装許可されたAIサービスにおいても、技術的な安全対策を実装しています。APIキーやアクセストークンの厳格な管理、機密情報のフィルタリング機能、ログの記録と監視、定期的なセキュリティレビューなど、多層的な防御策を講じています。
社内教育と啓蒙活動の強化
AIを安全に活用するためには、技術的な対策だけでなく、従業員一人ひとりのセキュリティ意識の向上が不可欠です。当社では、以下の教育・啓蒙活動を実施しています。
AIセキュリティ研修の実施全従業員を対象に、AIサービス利用時のセキュリティリスクと対策に関する研修を定期的に実施しています。実際の事例を交えながら、情報漏洩のリスク、不適切なプロンプトによる問題、著作権や知的財産権の侵害リスクなど、具体的な注意点を学ぶ機会を提供しています。
セキュアなAI活用のベストプラクティス共有社内で安全かつ効果的にAIを活用している事例を収集し、ベストプラクティスとして全社に共有しています。定期的な情報共有会や社内ポータルを通じて、安全な活用方法やセキュリティ設定のノウハウを展開し、組織全体のセキュリティリテラシー向上を図っています。
継続的な啓蒙活動社内コミュニケーションツールやメールマガジンを通じて、最新のAIセキュリティに関する情報や注意喚起を継続的に発信しています。新たな脅威やリスクが発見された際には、速やかに情報を共有し、対策を周知する体制を整えています。
今後の取り組み
今回の認証継続を契機として、今後もAI技術の進化に対応した情報セキュリティ管理体制の強化に努めてまいります。技術的な対策と人的な教育の両面からアプローチすることで、お客様に安全で信頼性の高いサービスを提供し続けます。
システム開発における情報セキュリティ対策の強化、AIの安全な活用、開発体制の改善などをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。