CASE STUDY

オフィスを超えた「第4の場所」で働く環境改革を実現する「Co-Workation」

概要

コロナ禍を経て、リモートワークが普及した一方で、組織のつながりの希薄化やチームビルディングの機会減少といった新たな課題が顕在化しました。従来のオフィス中心の働き方では、創造的なコラボレーションや深いチームワークの構築が難しくなり、多くの企業がオフサイトミーティングや合宿型研修の必要性を感じていました。

しかし、オフサイトミーティングや合宿型研修を企画・実施するには、滞在施設の選定、研修コンテンツの手配、機材の準備など、多くの調整業務が発生し、担当者の負担が大きいという課題がありました。また、施設とコンテンツを別々に手配する必要があり、効率的な企画実施が困難な状況でした。

Co-Workationは、こうした課題を解決するため、「共に(CO)働く(WORK)オフィスだけではない滞在体験(WORKATION)」を創ることをコンセプトに開発されました。オフィスでも自宅でもない「第4の場所」で、組織の体験を共創するプラットフォームとして、滞在施設、研修・体験コンテンツ、必要機材を一括で手配するコンシェルジュ型サービスを提供しています。

2021年夏に正式スタートし、日本ワーケーション協会との業務提携や福利厚生倶楽部(リロクラブ)の会員特典としての提供など、企業の「働く環境改革」を支援しています。

課題

  • リモートワーク普及による組織のつながりの希薄化

  • チームビルディングやオフサイトミーティングの機会不足

  • オフサイトミーティング・合宿の企画・手配業務の煩雑さ

  • 滞在施設とコンテンツを別々に手配する非効率性

  • 創造的なコラボレーションの場の不足

実施内容

  • 法人向け共創型ワーケーションプラットフォームの開発

  • 滞在施設、研修・体験コンテンツ、機材を一括手配するシステムの構築

  • 完全オーダーメイドのコンシェルジュサービスの提供

  • 施設提供者とコンテンツ提供者のマッチング機能の実装

  • 実施後のアンケート・振り返り支援機能の開発

  • MVPからスタートし、マーケットニーズを掴みながら段階的に機能拡張

成果

  • 日本ワーケーション協会とコンシェルジュアライアンスに関する業務提携を実現

  • 福利厚生倶楽部(リロクラブ)の会員特典として提供

  • TeamPlaceを通じて全国750ヶ所のワークプレイスとの連携を実現

  • 企業の「働く環境改革」の推進に貢献

弊社の担当領域

  • 要件定義

  • 設計

  • 開発

  • テスト

  • 運用

お客様情報

会社名

PerkUP株式会社https://perkup.life/

ミッション

組織と働く人に寄り添い、働く環境をUpdateすることで、豊かなWorkStyleを実現できる社会を創造します

ビジョン

人と地域の出会いを科学する 旅が未来を豊かにする世界を創る

事業概要

  • コワーケーション.com(法人向け研修・合宿手配サービス)

  • Meetscul(旅行者と地域事業者のマッチングプラットフォーム)

  • TeamPlace(750以上のワークスペース連携プラットフォーム)

  • Lime Resort Hakone(リトリート施設運営)

  • Myoko Highland Visitor Center(自然・文化体験センター)

  • 企業・自治体向け多様な働き方支援

  • 地域活性化プロジェクト支援

代表

CEO 麻生 彩 COO 斉藤 晴久

プロダクト情報

名前

Co-Workation(コワーケーション)https://co-workation.com/

ミッション

「第4の場所」で組織の体験を共創し、働く環境改革を促進する

サービス概要

Co-Workation(コワーケーション)は、法人向け共創型ワーケーションプラットフォームです。企業の合宿やオフサイトミーティング時に最適な滞在施設、研修・体験コンテンツ、そして必要な機材準備まで一括で手配するコンシェルジュ型サービスを提供します。

「共に(CO)働く(WORK)オフィスだけではない滞在体験(WORKATION)」を創り、オフィスでも自宅でもカフェでもない「第4の場所」で、組織が豊かな文化とエンゲージメントを育む体験を実現します。

特徴

  • 一括手配によるワンストップサービス

  • 完全オーダーメイドのプランニング

  • 全国の施設・コンテンツとのネットワーク

  • 日帰り利用にも対応

  • 実施後の振り返り支援

機能一覧

  • 施設検索・マッチング機能

  • コンテンツ検索・マッチング機能

  • 一括手配管理システム

  • エリア・日程・人数条件設定

  • 施設提供者登録・管理

  • コンテンツ提供者登録・管理

  • オーダーメイドプランニング機能

  • 予約管理システム

  • 見積もり作成機能

  • 日帰り利用対応

  • 機材手配管理

  • アンケート作成・配信機能

  • 振り返り支援ツール

  • 問い合わせ管理

プロジェクトの課題

PerkUP株式会社は、「組織と働く人に寄り添い、働く環境をUpdateする」というミッションのもと、2020年に設立されました。コロナ禍を経て働き方が大きく変化する中で、企業が抱える新たな課題が明らかになりました。

まず、リモートワークの普及により、従業員同士の対面でのコミュニケーション機会が減少し、組織のつながりや一体感が希薄化していました。特に新入社員や異なる部署間のメンバーが深い関係性を構築することが難しく、組織文化の醸成やエンゲージメント向上が課題となっていました。

次に、創造的なコラボレーションや深いチームワークの構築には、オフサイトミーティングや合宿型の研修が効果的であることは理解されていましたが、その企画・実施には多くの課題がありました。滞在施設の選定、研修コンテンツの手配、機材の準備など、多岐にわたる調整業務が発生し、担当者の負担が非常に大きい状況でした。

さらに、滞在施設とコンテンツ提供者を別々に探して交渉する必要があり、それぞれの調整に時間がかかるだけでなく、施設とコンテンツの相性やスケジュールの調整が複雑でした。また、地域の魅力的な施設やコンテンツ提供者の情報が分散しており、最適な選択肢を見つけることが困難な状況でした。

こうした課題を解決し、企業がオフィスを超えた「第4の場所」で創造的な体験を共創できる環境を提供することが、このプロジェクトの目的でした。

プロジェクトの進め方

プロジェクトの初期段階では、企業の人事担当者や経営者に対して、オフサイトミーティングや合宿型研修における課題を詳細にヒアリングしました。手配業務の煩雑さ、施設とコンテンツの選定の難しさ、コスト管理の複雑さなど、現場が直面している具体的な問題を丁寧に収集しました。

次に、プラットフォームのコンセプトとして「体験共創」を掲げ、単なる予約サイトではなく、企業、施設提供者、コンテンツ提供者の3者が連携して最適な体験を創り出すエコシステムを構築することを目指しました。

開発においては、構想が非常に大きく、企画者、施設提供者、コンテンツ提供者との連携が必要となる新しい試みであったため、まず最小限の機能(MVP)をリリースする戦略を採用しました。施設とコンテンツの一括手配という中核機能に絞り、マーケットのニーズを掴みながら段階的に機能を拡張していく方針としました。

コンシェルジュ型のサービス設計により、企業は条件(エリア、日程、人数、目的など)を伝えるだけで、専任のコンシェルジュが最適な施設とコンテンツをマッチングし、完全オーダーメイドでプランニングする仕組みを構築しました。これにより、企業の担当者は複雑な調整業務から解放され、本来の目的である組織開発やチームビルディングに集中できる環境を提供しました。

また、実施後のアンケート機能や振り返り支援ツールを提供することで、単なる「場の提供」に留まらず、組織の成長を継続的にサポートする仕組みを実現しました。

2021年夏のスタート以降、日本ワーケーション協会との業務提携や福利厚生倶楽部(リロクラブ)との連携など、パートナーシップを拡大しながら、サービスの価値を高めています。

現在も、企業のニーズやフィードバックをもとに、プラットフォームの機能拡張と改善を続けています。

技術的特徴

  • クラウドインフラとスケーラビリティ:AWS:Amazon Web Servicesを活用し、自動スケーリングと高可用性を実現しています。全国の施設・コンテンツ提供者との連携が拡大しても、安定したサービス提供が可能です。

  • バックエンド開発:Go:バックエンドはGo言語で実装されており、高速で効率的なサーバーサイド処理を実現しています。予約管理やマッチング処理を効率的に行います。

  • フロントエンド開発:React & Next.js:フロントエンドはReactをベースに、サーバーサイドレンダリングと静的サイト生成が可能なNext.jsを使用しています。これにより、初期表示の高速化とSEOの最適化が実現されています。

  • マッチングアルゴリズム:企業の条件(エリア、日程、人数、目的)と施設・コンテンツの特性をマッチングするアルゴリズムを実装し、最適な提案を実現しています。

  • 予約管理システム:複数の施設とコンテンツの予約を一元管理するシステムを構築し、スケジュールの調整や空き状況の確認を効率化しています。

  • コンシェルジュ支援ツール:コンシェルジュがスムーズにプランニングできるよう、施設・コンテンツ情報の管理や見積もり作成を支援するツールを提供しています。